そろばん職人さんを訪ねました

11月22日、皆さんが教室で使っている「そろばん」を作製して頂いている「雲州そろばん協業組合」を訪ねました。

そろばん工場のある島根県奥出雲町は峠を越えた山あいの集落で、紅葉がとてもきれいなところでした。

工場は思った以上に大きくなく、おられる人数も数名でしたが、聞けば名工といわれている方が病気で入院中だったり、その他の職人さんたちも大変高齢なため自宅で仕事をされているとのことでした。

ほぼ全ての工程が職人さんによる手作業ですが、そろばんの珠にあける穴を0.01ミリの精度で制御するなど、本当に「熟練の技」を見せてもらいました。

柘の木をそろばんの珠の高さに切る↓

↓木から抜き出した円柱をそろばんの珠の形に削る

↓ 職人技(珠入れから完成品検査まで)

↑ 島根の鮮やかな紅葉

職人さんからは、昔と今のそろばんの違いや、(珠以外の)材質の違い、誤算を発生させる要因など、そろばんについていろいろと勉強してきましたので、今後の修理や斡旋に生かしていきたいと思います。


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